シントーアート

昭和34年11月12月、二度にわたりニューヨークのコロンビア大学天明展は開かれ、ニューヨークタイムズ紙が「シントーアート」として紹介した岡本天明 のクレパス画  署 俳画 の画集DVDです。

f:id:amenohitsuki:20170610190132j:plain クレパス

とても美しい作品ばかりです。だから日本各地での個展も大成功し、NYでも紹介されたのかと思っていました。

岡本天明伝」を読む前は、元新聞記者とは知っていましたが、ほんの短い期間のことだったのかと思っていて、岡本天明は芸術家 という認識だったので、かなりビックリしました。

 

ぜひ本物を観たいです。「岡本天明展」ないかな?

 

 

追記)

シントーアートとして脚光を浴びるまでの経緯を、かいつまんであげてみますね。

 

・昭和34年 病床のつれづれに、三典夫人に12色のクレヨンを買ってこさせクレヨン画を描き始める。

・クレヨン画があまりに美しいので24色のクレパスに買い換え、さらに描き続ける。

・三典夫人が「(クレヨン画が)あまりにきれいだから、東京に行って皆に見せてきます」と上京。

女子美大時代の同級生 三木睦子三木武夫元首相妻)に見せ、展覧会をするよう薦める。(三木宅に一週間逗留)

中央の評論家達の賛同を得、個展開催へ

・義兄 熊谷宣夫→美術評論家 河北倫明

・元日展理事長・高山辰雄夫婦から「無条件で脱帽だ」と感想

・福澤一郎から多方面の援助を受ける

サクラクレパスが後援

 

・昭和34年7月7日 東京・京橋中央公論社画廊で「第一回クレパス画展」開催

・中西旭や藤沢親雄の活躍で、天明の作品は海外でも展示された。

・中西旭は日本神道の紹介に渡米した11月と12月に、ニューヨークのコロンビア大学とバーナードホールで天明の展覧会を開き「ニューヨークタイムズ」に紹介記事が掲載された

藤沢親雄の仲介で、イスラエルのテルアビブ美術館からも購入の打診が届き、二枚の天明の画が「シントーアート」として展示された。

 この時の海外展示会の記念に、テルアビブ美術館に天明の画二点が寄贈され、テルアビブ美術館からは、返礼にイスラエル国宝画帳12点が天明宛に送られた。

昭和35年 伊藤等→星島二郎→松田竹千代→伊東深水を紹介され、伊東画伯の口利きで日展会場に天明の「三貴神像」が展示された

天明クレパス画は「美術手帖」「芸術新潮」でも紹介された